ピンポンダッシュに迷惑している時の対処法。録画機能付きインターホンが効果的!

ピンポンダッシュに迷惑している時の対処法。録画機能付きインターホンが効果的!

一昔前まではピンポンダッシュは小中学生のイタズラであることがほとんどでしたが、 現在は年齢に関わらず嫌がらせ行為の1つとしてピンポンダッシュが増加しています。 迷惑行為の犯人として警察に捕まったのがいい歳をした大人であるというケースも決して珍しくありません。 ピンポンダッシュは実は立派な軽犯罪であることをご存知ですか?今回はピンポンダッシュ被害に お困りの方へ効果的な対処法をまとめてご紹介します。

1.録画機能付きインターホンに変えてみる

ピンポンダッシュの被害に遭われている方の多くは、録画機能のないインターホンを使用しています。 このタイプのインターホンは設置価格が安いため、少し前に建てられた集合住宅や戸建ての家で多く導入されているのが見受けられます。 しかし、イタズラでインターホンを押されても、音が鳴るだけで「押された証拠」が残らないというデメリットがあります。 ピンポンダッシュの犯人は証拠の残らないインターホンを狙ってイタズラを繰り返している可能性が考えられるので、 何らかの証拠が残るインターホンに変えることでイタズラを抑制できるかもしれません。 近年、ピンポンダッシュを含む様々な迷惑行為が増加傾向にあるため、バラエティー豊かな防犯グッズが市販されています。 中でも画像・音声録画機能付きのインターホンはピンポンダッシュ対策としては非常に有効です。 画像の大きさや鮮明度によって価格はピンキリですが、インターホンを押した相手が判別可能である程度の質であれば十分です。 画像は警察に被害届を提出する際の証拠品になりますし、弁護士に被害相談をする時の証拠品としても使えます。 悪質なピンポンダッシュにお悩みの方はまず、録画機能付きインターホンで犯人の証拠を集めておくと良いでしょう。

2.防犯グッズを使用する

市販の防犯グッズを導入することで、ある程度ピンポンダッシュの犯人を牽制することも可能です。 例えば、インターホンの隣に「防犯カメラ作動中」というような防犯ステッカーを貼るだけでも犯人にプレッシャーを与えることができます。 防犯用のダミーカメラも市販されているので併用すればさらに効果が上がります。 また、誰かが玄関扉付近に近づくと防犯ライトが自動点灯するようにセンサーライトを設置したり、 犬の鳴き声がするアラームを設置したりする方法もあります。

3.防犯カメラを設置する

本物の防犯カメラの設置には相応の金額がかかります。 しかし、防犯カメラは録画機能付きインターホンに比べて遥かに画像が鮮明ですし、 タイマー機能などもありますのでピンポンダッシュの犯人の行動パターンや犯行時刻、服装などを正確に捉えることが可能です。 連日の迷惑行為にお困りで警察に犯人を特定して欲しいような場合、防犯カメラの設置が最も効果的だと言えます。 インターホンのすぐ側に一台設置し、犯人の死角になるような場所にもう一台設置しておけば、より正確に犯行の一部始終を録画することが可能になります。

4.被害回数、時刻などの証拠を記録しておく

ピンポンダッシュの犯人の行動パターンを把握するには、被害回数や被害日時を毎回記録して残しておくべきです。 そうすることで、犯人がどんな年齢の人物であるか、周辺に住んでいる可能性の有無などについてある程度の憶測が可能になります。 いつも被害に遭う時刻が同じならば、その時間帯だけインターホンを切っておくといった対策も取れます。 また、被害に関する記録は全て警察に被害届を提出する際の証拠品になります。 ですから、被害の回数に関わらず全て記録として残すようにしてください。

5.学校や自治会など地域住民に被害を報告する

執拗なピンポンダッシュ被害に遭われている方は、その事を学校や自治会、町内会などに報告すべきです。 そうすることで、学校側は児童に対してピンポンダッシュをしてはいけないと指導してくれますし、 PTAや先生が下校時刻に防犯パトロールをしてくれるようになります。 町内会に相談すれば夜間の防犯パトロールを強化してくれたり、回覧板を回して地域住民に注意喚起をしてくれたりすることもあります。 また、地域をあげて不審者を見かけたら通報してくれるようになります。 悪質なピンポンダッシュは警察に被害届を出すことはできるものの、警察が実際にしてくれるのは地域の見守りパトロールの強化くらいです。 犯行の証拠が多く残っていたり、現行犯逮捕だったりしない限りはほとんど動いてくれません。 ですから、周辺の住民に協力してもらって犯行を抑制することが大切です。 いかがでしたか。 ピンポンダッシュ被害で困った時はいくつかの対処法があります。 録画機能付きインターホンの導入や防犯ステッカーやセンサーライト、防犯カメラの設置など個人できることもたくさんありますが、 学校や自治会など地域住民に犯行抑止に向けて協力してもらう必要もあります。 ピンポンダッシュの犯人は実は近くに住んでいるケースが多く見られるため、ご近所ぐるみで防犯対策を行うことが非常に有効です。 悪質な迷惑行為にお困りの方は、ぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。

関連情報(外部サイト)