痴漢に間違われた際の対策方法7個

痴漢に間違われた際の対策方法7個

満員電車に乗っていて不安なことと言えば、痴漢冤罪です。 女性の近くに立っていたために痴漢に間違われてしまい、その結果、社会復帰できなくなったりしたら大変です。 では、もし痴漢に間違われたら、どのように対処すればよいのでしょうか。

1.はっきり否定する

痴漢に間違われた時は、とにかく間違いであることをはっきり主張しなければなりません。 ここでもし黙っていたとしたら、後になって「否定しませんでしたよね」と言われてしまいます。 そのようなことになれば、たとえ無実であっても、あまり印象はよくありません。 「もしかしたら」と思われるようなことは避けるべきです。 そのため、間違いを主張する時はなるべく大きな声で、はっきりと主張しましょう。 周囲の目が気になるかもしれませんが、曖昧な言葉ではなく、「触っていません」 「痴漢はしていません」と明確に告げることが大切です。

2.録音する

痴漢に間違われた時は、間違われた側が不利になることが多いです。 「言った」「言わない」の問答になった場合も、信用は期待できません。 そこで、自分自身で証拠を残すことが必要になります。 そのためには、スマートフォンなどを使って、会話を録音しておくことが有効です。 そうすれば、大声で冤罪を主張し続けたことも証拠として残ります。 そのような録音は違法ではないので、堂々と録音を行いましょう。 下手に隠してやろうとすると、証拠隠滅の疑いをかけられるかもしれません。 見えるようにやれば、絶対にやっていないという自信も見せられます。

3.名誉毀損について触れる

痴漢に間違われた時は、女性の方は触られたことなどを激しく主張するでしょう。 そんな時は、間違いであることを告げると同時に、「何か証拠があるのですか」 「名誉毀損です」という言葉も入れるとよいでしょう。 はっきりと間違いであることを告げているにも関わらず、女性が一歩も譲らずに痴漢を主張し続けた場合、それは故意に名誉を毀損しているという状況になります。 そのため、会話をしっかり録音できれば、後から名誉毀損の証拠にすることができます。 そのように後のことを考えれば、相手の主張の理由を聞いて残しておくことも必要になります。

4.周囲に助けを求める

痴漢に間違われた時は、周囲の人の助けを借りることも有効な手段です。 つまり、周囲に目撃者を多くつくっておくのです。 そのため、痴漢は間違いであることを主張する時は、「痴漢と間違われています。助けてください」と周囲に訴えましょう。 そのように助けを求めれば、誰かが助けに入ってくれる可能性もあります。 たとえその時は反応がなくとも、後になってから有利な証言をしてくれるかもしれません。 間違いを大声で主張するだけでも勇気が要りますが、助けを求めて叫ぶとなれば、さらに抵抗があるでしょう。 しかし、後のことを考えれば、やっておいて損はありません。

5.駅員や警官に積極的に訴える

現場に駅員が駆け付けたら、自分から「警察を呼んでください」と告げましょう。 警察を恐れるどころか自分から呼びたいという人なら、本当に間違いかもしれないと思わせることができます。 また、警察が到着してからも、検査をしてくれるよう自分から頼みましょう。 痴漢冤罪では、手に被害者の衣類の線維が残っていないかを調べるため、検査が行われます。 それを自分から申し出て、何も後ろめたいことはないと示すのです。 ただし、駅員や警官に対して自分から状況を説明してはいけません。 理由は後述しますが、詳しいことは省いて、まずは間違いであると訴えましょう。

6.その場を動かない

痴漢騒ぎが起これば、駅員は「周りの人の迷惑だから」と駅舎の中へ誘導しようとするでしょう。 しかし、その言葉に従って中に入れば、すぐに取り調べが始まります。 そうなると、仮に弁護士が到着したとしても、中には入れないでしょう。 そのため、痴漢に間違われた時は、たとえ促されたとしても、その場を動いてはいけません。 その方が事実確認にも便利です。 無罪であることを主張し、「この場で話をつけましょう」とはっきり告げてください。 疑いが晴れるまでは、決してその場を動かないという強い意思を示すのです。 逃げも隠れもしないという姿勢があれば、説得力も増します。

7.相手に先に説明してもらう

先述したように、痴漢に間違われた時は、自分から詳しい状況を説明してはいけません。 なぜなら、自分の説明を聞いた後で、女性が都合のよい証言を始めてしまう危険があるからです。 例えば、「ドアの近くに立っていました」と説明したとすれば、 女性の方でも「私もその近くでした」と話を合わせて来るかもしれないのです。 そのため、痴漢が間違いであるという主張はしても、状況の説明は女性の方からさせるべきです。 なるべく詳しく説明してもらい、その後で話の食い違いを指摘するという流れが理想的です。 上手くいけば、その時点で疑いが晴れる可能性もあります。

痴漢に間違われた際には落ち着いた対処をする

もし満員電車で痴漢に間違われたら、これらのポイントを忘れずに対処できれば、深刻な事態は防ぐことができます。 その時に注意したいのは、自分がやったと認めないとことです。 もし認めてしまえば、後から訂正しても印象が悪くなるだけです。 痴漢呼ばわりされても、まずは慌てず、間違いであると強く主張することから始めましょう。

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