寝タバコをしないようにする予防方法7個

寝タバコをしないようにする予防方法7個

寝タバコは健康に悪いばかりでなく、タバコの火が布団に燃え移って火災の原因になりかねません。 タバコは火災原因のトップになっており、その中には寝タバコが原因の火災も含まれています。 寝タバコをしないことは火災予防のために重要です。 寝タバコをしないために出来ることをまとめました。

1.タバコを吸う場所を決める

家の中でどこでもタバコを吸いたい時に吸う方はおられないでしょうか? タバコを吸いたい時にどこでも吸う習慣があると、布団の中でもついタバコを吸ってしまいます。 そしてタバコの火が付いたまま寝てしまい、布団に燃え移って火災に……。 このようなことにならないために、タバコを吸う場所を決めるとよいでしょう。 家の中であってもタバコを吸う場所を決め、それ以外の場所では吸わない。 タバコを吸いたくなったらタバコを吸う場所まで移動してからタバコを吸うようにします。 あらかじめタバコを吸う場所を決めておくことで、寝る前にタバコが吸いたくなっても寝タバコをしなくなります。

2.枕元にタバコを置かない

当たり前の話ですが、手元にタバコがなければタバコを吸うことができません。 タバコの置き場所を決め、枕元にタバコを置かないようにするだけで、寝タバコをある程度防ぐことができます。 一度起き上がってタバコを手に取り、わざわざ布団の中に戻ってタバコを吸う方はおられないでしょうから。

3.タバコと灰皿をセットで置く

2とも重なりますが、タバコの置き場はどこでもいいわけではなく、必ず灰皿とセットで置くようにします。 すると、タバコを吸う時、必ず視界に灰皿が飛び込んできます。 灰皿が見える場所にタバコを置くことで、タバコを吸う時、火災に気を付けよう、 タバコは灰皿に捨てよう、と言う意識がはたらき、寝タバコをしないようになります。

4.タバコを吸う時間を決める

タバコをいつでも吸うのではなく、吸っていい時間と吸わない時間を自分で決めます。 例えば、風呂から出たら朝起きるまでの間はタバコは吸わない、など。 最初はきついかもしれません。 しかしタバコは習慣なので、慣れれば次第にタバコを吸わない時間があっても平気になります。 寝る時間をタバコを吸わない時間とすることで、寝タバコしなくなり寝タバコによる火災も防ぐことができます。

5.布団の周り、布団カバーを不燃布にする

これは、寝タバコをしない、と言う趣旨とは少しずれますが、 火災防止目的で寝タバコをやめよう、けどやめられない、と言うのであれば、 寝タバコしても火災にならない対策を取るのも方法としてはありです。 最近ではタバコ火災対策として、燃えない布(不燃布)が販売されています。 不燃布を枕元、布団の上、床など、タバコの火が触りそうな場所に敷いておくのです。 万一タバコの火や熱い灰が触れても、不燃布であれば燃えないので火災になりません。 タバコの火で焦がす場所は大体決まっているので、その場所を不燃布で覆うだけでも火災予防に有効です。

6.禁煙する

そもそも抜本的な問題として、タバコを吸うから寝タバコしてしまう、寝タバコするから火災になる、と言う流れがあります。 ですから、タバコを吸わないようにしてしまえば寝タバコも寝タバコやその他タバコが原因の火災も無くすことができます。 また社会全体の流れは禁煙で、タバコを吸える場所は年々減少しています。 健康面からもタバコを吸わない方がメリットなのは明白です。 そこで禁煙します。 最初は段階的にタバコの本数を減らしてニコチンの少ない状態に体を慣らしていくのがよいでしょう。 禁煙したい人が多い時代の流れもあり、各種禁煙グッズが市販されているので、 どれが自分に向いているか、いろいろ試してみるとよいでしょう。 どうしても禁煙グッズで禁煙できないのであれば、禁煙外来を受診する方法もあります。 それぞれの人に合った禁煙プランを提唱していただけるだけでなく、 自分以外の人の目が入ることで禁煙しやすくなる効果もあります。

7.周囲の人の理解と協力

タバコの問題に、「分かっているけどやめられない」があります。 本人だけだと解決したくても解決できないことが多いのです。 そこで、周囲の人が理解、協力して少しずつ解決していきます。 寝タバコ防止対策としては、もし布団の近くにタバコが置いてあるのを発見したら、「布団の中でタバコ吸ったら火事になるよ。 タバコ、灰皿の横に置いたからね」と一声かけるなど、本人に寝タバコしないようにしようと言う意識を持たせていくのです。

寝タバコを予防する方法を知ろう

寝タバコはタバコ火災の大きな原因の1つであり、健康面でも悪いので絶対にしてはいけません。 寝タバコするくせがある人は、寝タバコしないよう、 また寝タバコをどうしてもやめられないのであれば寝タバコしても火災だけは絶対に起きないよう、工夫しなければなりません。 どの方法が一番効果的であるかはその人の意思次第です。 どのような場合でも言えることとして、タバコに対して一定のルールを自分の中で作り、 一度決めたルールはどんな事があっても絶対に守る意識が大事です。 また本人だけでは解決するのが難しい問題でもあるため、周囲の人の理解や協力があるとなおさら有効です。

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