防犯ブザーを持つことのメリット5個
小学校の入学時に多くの学校で配られる防犯ブザー。 子どもが間違って鳴らしてしまってうるさいからとか、どうせ使うことなんてないから、 無駄などと言ってランドセルに付けていない親御さんはいないでしょうか? 防犯ブザーを持つことで得られるメリットは実にたくさんあります。 それらを知った上でぜひお子さんのランドセルに付けてあげてくださいね。1.もしもの時に助けを呼べる
防犯ブザーをランドセルや習い事のバッグなどに付けておくと、 子どもの身に何かあった時に自分でブザーを鳴らして、素早く助けを呼ぶことができるのでとても安心です。 急に不審者に出会っても恐怖心で声が出なくなってしまう場合もあります。 または、大声を出しているつもりでも遠くまで響き渡らなければ意味がありません。 しかし、防犯ブザーはかなりの大音量で知らせてくれるためにそれらの心配が減るのです。 最近は昔ほど近所付き合いがなくなってきているため、「親切な周囲の目」に助けてもらえることはあまり期待できませんよね。 このように自分から助けを呼べるアイテムをそばに置いておくというのが必要な時代とも言えるのではないでしょうか。
2.子どもが怖がらずに外出できる
防犯ブザーを付けているという安心感で子どもが怖がらずに外出できるようになるでしょう。 特にどうしても外に出なければいけない登下校時にはランドセルに付けておくと安心です。 学校から不審者目撃情報があった時やニュースで不審者の事件を見聞きした時などは、 子どもの恐怖心も高まっているはず。 防犯ブザーが付いているということで、子どもにとってお守り代わりになってくれます。 もしもの時頼れるものがすぐそばにあるということは、子どもの精神を安定させてくれるだけではなく、 親にとっても安心感が違ってきますよね。 そう考えるとランドセル以外にも、習い事のバッグやお友達の家に行く時に使うバッグなどにも、 付けてあげるべきだということがわかると思います。
3.付けているだけで不審者を警戒させる
防犯ブザーはバッグの目立つところに付けるべきです。 それはなぜかと言うと、不審者が防犯ブザーを付けているということを認識できた方が犯罪を予防できるからです。 不審者を警戒させることで犯罪を未然に防ぎ、子どもが最初から怖い思いをせずに済むのであればそれが一番いいことですよね。 「何かあってから」よりも「何もない」ようにしてあげることこそ、 親が子どもに与えてあげたい安心感というものではないかと考えます。 そのためには、子どもが間違えてブザーを鳴らさないようにとランドセルの奥にしまってしまったり、 手の届かないような目立たない場所に付けるのはやめるようにしてください。
4.子どもの防犯意識が高まる
防犯ブザーを付けることで子ども自身の防犯意識が高まり、 もしもの時の逃げ方や安全な出歩き方を考えたり工夫するようになることが期待できます。 防犯ブザーさえあれば全ての犯罪を予防したり対策できるわけではなく、 このように本人の防犯意識が高まることはより安全に過ごすためにも大切なことですね。 また、ランドセルなどに付ける際には親が子どもに使い方を教えると思いますが、 その際にも様々な防犯対策についてのアドバイスや意見交換が生まれるでしょう。 そのようにして親子で防犯について話し合う機会が生まれるということは理想的ですね。
5.周囲の防犯意識も高まる
防犯ブザーを付けているお友達がいると、 それまで付けていなかった子も何となく付けてみたくなるのではないでしょうか。 理由はどうであれ安全面を考えるならば少しでも付ける子が増えるのが理想的です。 可愛いブザーやお揃いのブザーなどを付けて、ファッションのように楽しむのも決して悪いことではないと思います。 それに、防犯ブザーを付けている子どもを見かけた学校や習い事先の先生、 おじいちゃんおばあちゃん、近所の人達なども防犯について考えさせられますよね。 年配の方は「大げさだなぁ」と思うかもしれませんが、 こんな時代なんだということを知って地域に対する目を光らせてくれると多くの子どもが安心します。 ひとりの子どもの防犯ブザーが周りに与える影響を考え、親御さんは自分のお子さんにぜひ付けるようにしていきましょうね。
防犯ブザーを持たせることのメリットを知ろう
もしもの時のために付けておくと安心な防犯ブザーですが、付けてからずっとそのままにしておく親御さんも多いようです。 久しぶりに鳴らしてみると電池が切れていたり故障していたというケースもあると聞きます。 使用を開始してから半年ほど経つと定期的に鳴るかどうかのチェックをするようにしましょう。 また、防犯ブザーが壊れないようにバッグを乱暴に扱わないよう注意させることも親として意識しておきたいですね。 鳴らし方はもちろん大切ですが、間違って鳴らしてしまった後の止め方も教えておいてあげましょう。 子供が防犯ブザーを持つことに対して抵抗がなくなるようにすることも、長期間防犯ブザーと付き合っていく上で重要なことなんです。