一人暮らしの人がすべき防犯対策。鍵閉めや照明などで空き巣を防ごう

一人暮らしの人がすべき防犯対策。鍵閉めや照明などで空き巣を防ごう

一人暮らしになると、暮らしている部屋や家の防犯について一人で管理しなければなりません。 管理というと少し大げさですが、ちょっとした工夫や注意で安全度がより高くなります。 そこで、一人暮らしの方ができる防犯対策をご紹介します。

1.玄関や窓の鍵を必ず閉める

当たり前のことですが、鍵のかけ忘れがないように全ての窓・ドアを確認しましょう。 外出時のルーティンワークとして、鍵の確認をしないと出掛けられないぐらいになると良いと思います。 例えばですが、窓を確認する部屋の順番を毎回同じにする、玄関の鍵は必ず、鍵をかけた後、閉まっているかドアノブを触って確認するという自分独自の決まりを持つと、閉め忘れが防止できるようになります。 鍵のかけ忘れが高い場所は、 ①トイレ・洗面・お風呂などの水廻りの窓 ②勝手口入口 ③ベランダの窓 と言われています。 小さい窓だから大丈夫、2階だから大丈夫、勝手口は裏だから大丈夫などの過信や思い込みが、鍵をかけ忘れる原因になっています。 どこの窓・ドアも危ない。と思って、鍵のかけ忘れがないようにしましょう。

2.窓には補助錠を取り付けたり、防犯フィルを貼る

窓の鍵を閉めていても窓のガラスを破られ、空き巣に入られてしまう事例があります。 ガラスを破られ、窓のクレセントを開けられても窓が開かないように補助錠をつけておくと効果的です。 最近、窓につける補助錠がホームセンターや100円ショップで売られていて、手軽に購入できるようになりました。 また、クレセントまわりのガラスを割られるのを防ぐために、ガラス防犯フィルムを貼るのをオススメします。 空き巣は、窓を開けるのに10分を超えると侵入を諦めると言われています。 窓を外から開けにくいようにしておきましょう。

3.洗濯物に注意する

夜遅い時間に洗濯物が干されている部屋や家は、誰もいない、留守というのを公言しているようなものです。 空き巣は洗濯物を見て、空き巣に入る家を物色していると言われています。 狙われやすくなりますので注意しましょう。 通常、洗濯物を取り込める時間になっても帰宅できない場合や帰宅時間がわからない場合は、洗濯物を取り込むか部屋干しにしておきましょう。 その際、部屋干ししていることがわからないような場所に干しましょう。 また、1人暮らしや女性ということがわからないように、干す洗濯物にも注意すると良いでしょう。 男性物の洗濯物を一緒に干して、狙われにくくしましょう。

4.夜遅い帰宅の時は、照明をつけておく

夕方からの外出や夜遅い帰宅の場合は、照明をつけて出掛けましょう。 普通は起きていて照明がつく時間の夜7、8時になっても部屋の明かりがつかないとまだ、帰宅していませんと言っているようなものです。 電気代の節約より安全が大事です。 出掛ける時に照明をつけて出掛けましょう。 では、どこの照明をつけておくと良いのでしょうか。 オススメは、ポーチとリビングです。 または、リビングの照明が雨戸や遮光カーテンでついているかわからなければ、外から見えるキッチンや洗面とポーチをオススメします。 照明をつけることで留守ではないことをアピールできるように、自分の部屋や家の間取り・雨戸・カーテンの状況で検討してみてください。

5.カーテンの閉め方を工夫しましょう

カーテンを開けて出掛けるか、閉めて出掛けるかは、出掛ける時間・帰宅時間で使い分けましょう。 昼間の外出で明るいうちに帰宅する場合カーテンを閉めていると外出していると思われるので、カーテンは開けて出掛けましょう。 夜、暗くなってから帰宅する場合カーテンを閉めて出掛けましょう。 また、夜の防犯を重視して、夜に人がいる状況を作ります。 そのために、外から見えるリビングやキッチン・洗面の照明はつけておきましょう。 照明がついていて、カーテンが開いていると、人がいない状態が丸見えになってしまいます。 夜になったらカーテンを閉め、照明がつくのが人のいる状態です。 帰宅が夜遅い場合は夜の防犯を意識しておきましょう。

6.TV・ラジオをつけるのも良い方法です

カーテンや照明だけで在宅を装うことに不安がある方には、TVやラジオをつけておくこともオススメです。 空き巣は在宅状況を車・照明・カーテンで確認するだけでなく、TVの音が聴こえるかで確認する場合があります。 最近、近くで空き巣被害があったとか、不審者が目撃されたなど不安がある場合には取り入れてみてはいかがでしょうか? しかし、TVやラジオをつけておく場合には注意しておきたい事があります。 アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、深夜にずっと音がしていると、隣家の方との間で騒音問題が起きる場合があります。 その点も考慮して取り入れましょう。

7.新聞や郵便の取り忘れや宅配便に注意しましょう

出掛ける時にポストの中は確認していますか? 空き巣は郵便や新聞がポストからとられていない場合に留守だと判断します。 外部から簡単にポストの中が確認できる場合は、出掛ける時に郵便物やDM・新聞などが残っていないか確認しておきましょう。 また、郵便・宅配便の不在者連絡票にも注意が必要です。 通信販売や実家からの宅配便などが届く予定がある時には、配達時間を指定する、コンビニ受取や営業所止めにして配達を断る、など事前に留守中に宅配便が来ないようにしておきましょう。 ポストから不在者連絡票が見えたりしていたら、留守とわかってしまいますので注意しましょう。

8.旅行や帰省などの長期外出の場合の注意点

長期外出の場合は、他にも注意したいことがあります。 新聞や郵便を2.3日ポストからとらないでおくと、溢れてしまいます。 これでは長期で外出していることがわかってしまいます。 新聞配達店や最寄りの郵便局に連絡して、必ず配達を止めておきましょう。 また、日中雨戸が閉まっていると出掛けていると思われてしまいますが、雨戸を開けて侵入するには音がするので侵入しにくい状況になります。 雨戸は閉めておく方が防犯性は高くなります。 他には信頼できるご近所の方に長期外出を話しておくことも大切です。 色々な対策をしていても長期の外出は不安です。 ご近所の信頼できる方だけに長期留守を話しておきましょう。 それだけで、なんとなく気遣っていただけます。 空き巣は周囲の目を嫌いますので抑止効果が高くなります。

一人暮らしだからこそ防犯対策をしっかりしておこう

防犯対策は安心して暮らすために考えておきたい大事なことです。 万が一、空き巣に入られた場合のダメージは計り知れません。 また、一度でも被害にあうと、鍵をかけていても不安になりますし、知らない人が部屋・家には入ったとなると気持ち悪いものです。 防犯対策を確実に行い、安心して暮らせる部屋・家にしていきましょう。

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