一戸建ての防犯対策方法まとめ。戸建ては自分たちで身を守ろう

一戸建ての防犯対策方法まとめ。戸建ては自分たちで身を守ろう

一戸建ての防犯対策

一戸建ての防犯対策は自分達で行わなくてはならず金銭的な面で負担があります。 しかし万が一、家族や大切な人、ペットに危険が及んだら…と考えると出来うる防犯対策はとっておきたいものです。 そこで今回は一戸建てでの防犯対策についてご紹介します。

1.玄関周りの防犯対策

まずはインターホン選びです。 最近はモニターに来訪者が映し出されて相手をきちんと確認できる商品が普及しています。 録画やボイスチェンジなど機能も充実していますが、中でも夜間の来訪者でもしっかり確認できるように、LEDなどのライトが点灯するタイプがオススメです。 録画や記録が残せると、もしも不審な来訪があった場合の証拠確認として役立つはずです。 必ず来訪者の確認をしてから開錠するよう注意しましょう。 今でも少し田舎の方に行けば、始終施錠していない民家もります。 今まで何も無いからこれからも何も起きないという保障などありません。 帰宅時、外出時の施錠確認はもちろん就寝前の施錠確認もしっかり行いましょう。 また、玄関の鍵についても取れる防犯対策はあります。 ディンプルキーと言われる表面にボコボコとしたくぼみのある鍵があります。 ピッキングに強く、複製しにくい防犯性の高い鍵として現行の鍵から交換される方も多いです。 ピッキングなどの予防に二重ロックにすることもオススメです。 ディンプルキーは複製が難しいこともあり、鍵の紛失には注意が必要です。 購入時に付属するスペアを失くしてしまったなどで鍵を追加したい場合は、キーメーカーに依頼しなければならないため、手元に届くまで時間を要します。 外出などの際の玄関キーの対策では、サムターンが取り外せるものは外し、カバーが付いているものはカバーを使用することでサムターンを外側から回して鍵を開けられることを防ぐことが出来ます。

2.窓の防犯

戸建て住宅では住宅デザインの多様化で様々な形のおしゃれな窓を目にする機会も増えました。 しかし外からもカーテンが無ければ丸見えなわけで、外部からの侵入者にとって、入りやすさは抜群です。 築年数の比較的新しい戸建て住宅では窓もペアガラスと言う二重構造のガラスを使用したものが増えていますが、ペアガラスであれば防犯性が高いと勘違いをされている方もいるようです。 このペアガラスは断熱やUVカット機能のものと、強化ペアガラスなど防犯機能を謳ったものでは全く違います。 リフォームや新築を考える方はハウスメーカーなどに相談されるといいかもしれません。 リフォームの予定などがない方も、現在の窓に貼り付けてガラスを割れにくくする防犯フィルムなどを購入して窓に貼ることも防犯として有効です。 また、小窓や面格子のついた窓からの侵入に対しての警戒が疎かになり、トイレやキッチンの小窓を開けたままのお宅もありますが注意が必要です。 どんなに頑丈なガラスや窓を付けていても、玄関と同じくやはり施錠が大切です。 どんな小さな窓でも今一度しっかりチェックしておきましょう。

3.警報ブザー、防犯用センサーライトに防犯砂利で警告

例えば、住人がいる時間帯に隙をみて侵入してくる、居空きなどにはしっかりとした施錠が大切です。 しかし、不在時や就寝時の空き巣や窃盗は気付きにくく、対応も難しいでしょう。 キッチンやトイレ、浴室の小窓や勝手口など人目に付きにくい家の裏手などの開口部には夜間や外出時に防犯ブザーを作動させておくことも有効です。 このブザーは、窓が開いたり振動を感知するとブザーが鳴るというものです。 ブザーが作動する前に、泥棒などの侵入者の目に付けば犯行を諦めさせるにも効果的です。 また、未然に犯行を防ぐと言った意味で同じく防犯センサーライトを屋外に設置しておけば、付近に人が寄ってきた場合に自動でライトが点灯します。 夜間にかなりの明るさで光るため、外部の視線を特に嫌う泥棒などへの警告として有効です。 侵入犯を嫌がらせて防犯することで言えば、防犯砂利と呼ばれる敷石があります。 踏むと大きな音がするので、裏庭や人目に付きにくい窓などの侵入可能場所の足元に敷くことで音などが出ることを嫌う泥棒への威嚇になります。 上記の防犯グッズはホームセンターでも充実していますので、予算面や住宅の状況に応じて必要な防犯グッズを揃えていくことが望ましいです。

4.近所づきあいも立派な防犯対策

どんなに防犯に力を入れていても、何故か泥棒に狙われやすい家というのがあります。 泥棒などが窃盗や空き巣として狙う住宅とは、圧倒的に人目につきにくい、人の目を遮る物件です。 例えば高い生垣や塀に囲われ、周りから視線が遮断できる住宅です。 車や物置などにも注意が必要です。 犯人が一番気にしている近隣の目と言うのはとても大切です。 一定のプライバシーを守るための植栽やデザイン的な塀もマイホームを持つ上での楽しみですから、機能面と防犯面のバランスを見直してみる必要もあります。 住宅街などの場合は、近隣の方との一定の情報を共有することで周辺の空き巣被害などの状況や、ご近所同士の見守りの目といった繋がりが育まれることが大きな防犯に作用するでしょう。

一戸建てだからこそ防犯対策をしっかりしよう

万が一、在宅時に強盗が入ることがあれば命に関わる事件になりかねません。 防犯グッズの充実などで未然に防ぐ手立ては日々増えています。 もう一度自宅や周辺状況を見直して防犯対策を考え直す機会を作りましょう。

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