防犯カメラ代表的な7種類解説。環境に合った防犯カメラを選ぼう

防犯カメラ代表的な7種類解説。環境に合った防犯カメラを選ぼう

防犯カメラ 種類

防犯対策として防犯カメラの設置は有効です。 防犯カメラが泥棒に与える心理的なプレッシャーはかなりのもの。 昔はなかなか一般の人には手を出しづらい高価なものでしたが、今ではかなりリーズナブルなものも増えてきています。 そこで今回は、主な防犯カメラの種類についてご紹介します。

1.箱型防犯カメラ

マンションやビルなど、街中で最も見かける防犯カメラがこのタイプ。 防犯カメラのいわゆるスタンダードタイプです。 レンズが別での取り付けになるので、用途に応じて広角や倍率を自由に調整することができるのが魅力です。 ものによっては100メートル先でも監視することができたり、また、夜間も使用可能なものもあります。 また、セットする際の器具も多くの種類が用意されており、さまざまな場所に取り付けることができます。 本体、レンズ、周辺器具など実にさまざまなものが販売されており、総じて、汎用性の高さが最大の魅力といえるタイプでしょう。

2.ドーム型防犯カメラ

このタイプはエレベータなどでよく見かけることが多いのではないでしょうか。 最大の特徴はそのデザインにあります。 球形をしているため、あまりカメラ感が出ず、防犯カメラ特有の圧迫感で場の雰囲気を崩したくないときに便利です。 また、この形状のおかげで中のカメラの向きがわからないため、どこを撮影しているのか相手に知らせないでおけるというメリットもあります。 機種によっては設置後に遠隔操作などでカメラの向きを変えることができるものもあります。 その他、周りを覆っているカバーによっては耐衝撃性、防水性などを高めているものもあり、ものをぶつけられたり、湿気にさらされやすいような箇所でも使用可能であるというのも嬉しい点です。

3.赤外線カメラ

夜間でも使用可能なのがこのタイプ。 赤外線を用いて撮影することにより、他のタイプの防犯カメラでは撮影不可能な時間帯でもカメラとしての役割をしっかり果たしてくれます。 そのため、駐車場など、屋外かつ夜間の防犯対策が気になる場所での設置にぴったりです。 また、その性格上屋外で使用されることが多いため、防雨などに優れた機種が多く販売されています。

4.小型カメラ

通常のカメラに比べとても小さく、また、気づきにくい形状をしたタイプです。 繰り返される窃盗やいたずらに対して犯人を特定するときの証拠撮りの優秀な機材として使用されます。 ものによってはケーブルが必要ない場合もあり、どんな場所でもニーズに合わせた設置をすることにより隠し撮りが可能となります。

5.センサーカメラ

先ほどの小型カメラはとにかく「目立たない」ことを特徴とするカメラでしたが、こちらは逆にとにかく「目立つ、威嚇する」ということに重点を置いたカメラです。 このセンサーカメラは人感センサーを搭載しており、人が近づくとLEDなどでたいへん明るく照らし出します。 また、ライト照射の他にも、ビデオ映像の撮影を行うなど、人感センサーをさまざまな動作と連動させている機種も多く見受けられます。 通常の防犯カメラがもつ犯人に対する威圧効果に加え、さらに照明機能をもつので、犯罪を未然に防ぐ、犯人を威嚇するという点では非常に優れたタイプであるといえるでしょう。

6.ネットワークカメラ

防犯カメラも家庭のネットワークの中に組み込むことができる機種が増えています。 ネットワークカメラはLANなどでネットワークと接続し、遠隔地にいても監視映像を受け取るなどといったことが可能です。 また、一方的にカメラの方から情報を受け取るだけにとどまらず、こちらからカメラの方向を変更したりするなど、遠くからさまざまなコントロールを行うこともできます。

7.PTZカメラ

PTZカメラとは「パン・チルト・ズームカメラ」を略してつけられたもの。 つまり、撮影の方向を自由に変えられるというわけです。 その形状から、単に回転させたりするだけではなく、3方向にもわたって自由にカメラ位置を変更させることができるため、非常に広範囲の撮影が可能です。 また、見た目もボックスタイプほどではないにせよ、かなり目立つものとなっていますので、犯人に対する威嚇効果もかなりの程度で期待することができます。 カメラを設置したいけど、方向を定めたくない、見張るべき範囲が広すぎる、という方は固定型を購入して後で設置し直しという羽目になるよりも、こちらのタイプを検討されてはいかがでしょうか。

防犯カメラの種類を知って設置を検討しよう

代表的な防犯カメラのタイプ7種についてご紹介しました。 ここに挙げたものの他にも、現在防犯カメラは次々にたくさんの種類が考案され、販売されています。 防犯対策で頭を悩ませているあなた、もしかしたらその悩みは防犯カメラの設置で一気に解決可能かもしれません。 ぜひ一度、設置を検討してみてはいかがでしょうか。

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