自動車の盗難防止対策。防犯対策をして盗まれないようにしよう
自動車の盗難被害は年々深刻になっています。 自動車盗難に遭わないようにしっかり対策をしておきましょう。1.車から離れる時は必ず施錠をする
自分の車は古くて人気のない車種だから大丈夫だと油断していませんか。 例え1分や2分のわずかな時間でも、車から離れる際はきちんと施錠をするようにしましょう。 もちろんハンドルロックやドアロックも忘れないでください。 窓が少しでも開いていると、隙間から針金や工具を差し込んでドアを解除されることもあるので完全に閉めておくことが必要です。 また、路肩に車を止めて飲み物を買っている時や、用事をしている間に盗まれるケースもあります。 こういった一瞬の隙を犯人は見逃しませんから、しっかり用心しておくことが大切です。 自宅と同じように車もしっかり戸締りをしておきましょう。
2.車内には貴重品や余計な物を置かない
鞄や財布などの貴重品が置かれている車は盗難被害に遭う可能性が高くなります。 例え財布を入れていなくても、外から鞄が見えたらお金が入っていると思いますよね。 自ら犯罪を誘発しているようなものですから、車内には余計な物を置かないようにしておいた方が無難です。 物が沢山置かれているだけで金品があると思われてしまうこともあります。 カーナビやETCカードも目を着けられやすいので、車から離れる時は見えない場所に隠すか持ち運ぶようにしましょう。 また、スペアキーを車内に置いておくのも危険です。 車に侵入した犯人はスペアキーが隠されていないか必ず確認します。 車上荒らしだけで済むところを、盗難にまで発展させてしまうことになりますよ。
3.盗難防止アラームを設置する
自動車の盗難防止アイテムとしてアラームは一般的です。 値段もリーズナブルな物から少し値が張る本格的な製品まであります。 アラームの仕組みは、センサーが車の異常を感知することでランプやサイレンを発して周囲に異常を知らせるというものです。 簡易な製品は数千円から購入できますが、2万円程度出せばリモコン付きの便利な盗難防止アラームが買えます。 リモコンが付属していれば衝撃を感知すると知らせてくれるため、万が一犯人にアラームを消されてしまった時もすぐに対処することができます。 音を消してリモコンだけに異常を知らせることもできるので、夜間や住宅密集地でも近所迷惑にならずにすみます。 設置も比較的に簡単です。 ハイテクな製品は衝撃だけではなくドアの開閉や電圧の変化なども感知し、自動でエンジン始動をロックする機能などが付いている物も。 値段は2万5千円程度からで、やはり高くなればなるほど高機能なようです。
4.イモビライザーの取り付け
イモビライザーとは鍵本体とIDコードでWロックできる防犯装置のことです。 鍵に内蔵されたトランスポンダからIDコードを発信して、それを車両本体内のコンピューターで照合し、一致しなければエンジン始動ができないというシステムになります。 犯人が同じ車種の鍵を持っている場合や、本人の鍵が複製されていても安心です。 イモビライザーは高級車や輸入車などには既に取り付けられており、最終的には全ての国産車にも搭載されるようになります。 市販品を購入して後から取り付けることもできますよ。 ただし、見た目は普通の車の鍵ですから、持ち主が知らずに複製して車が使えなくなったというケースもあるそうです。 イモビライザーが搭載されている場合は、メーター近くにインジケーターランプがあることが多いので確認しておきましょう。
5.人通りの少ない場所に車を止めない
車は人通りや見通しが良く、防犯設備が整った駐車場に止めるのが一番安全です。 犯人は人目を気にしますから目立つ場所では犯行に及びません。 駐車料金の負担もありますが、路肩に止めて大切な車を盗まれるよりは多少のお金を払った方がましだと思いませんか。 そして、これより問題なのが契約している駐車場から盗まれるケースです。 車の盗難被害に遭いやすい場所第1位は「野外の契約駐車場」というデータが出ています。 防犯カメラが設置されていても人目に付かないため犯行が行いやすく、すぐに駆けつけられないところがネックですね。 こういった場合は車に防犯装置を取り付けて対策を施しておくしかありません。 アラームやハンドルロック・タイヤロックなどを取り付けることをオススメします。
自動車の盗難を未然に防ごう
自分の車だけは大丈夫だと思わないでください。 誰の車でも被害に遭う可能性があります、車から離れる時は施錠をして、できるだけ安全な駐車場に止めるようにしましょう。 鞄や荷物の置きっぱなしもオススメできません。 盗まれた車が戻ってくるケースは少ないそうです。 アラームやイモビライザーなどの盗難防止アイテムを取り付けて、常に万全の防犯対策を心がけておきましょう。