地震発生時に家族の安否確認を行う方法5個

地震発生時に家族の安否確認を行う方法5個

地震が発生した場合、同時に停電、火災などの二次災害により、特に夜間に家族とはぐれる事例が多発します。

それらの事態に備え、今回は緊急時の連絡手段、はぐれたまま数日たった家族の安否確認の方法について紹介します。

1.公衆電話を活用する

公衆電話は緊急時に非常に有用な通信手段です。

緊急時(災害救助法の適用および広域にわたる停電の発生時など)に無料化措置が行われるため、硬貨やテレホンカードを消費せず使用できます。

アナログ式では使用後に硬貨、テレホンカードがそのまま返却され、デジタル式では使用せずに通話可能です。

また、災害時有線電話として優先され、停電時にもNTT東日本、NTT西日本通信ビルの電力供給を受けるため、停電時であっても、通信規制がかかっている状態であっても通話が行えます。

ただし、停電時の場合はテレホンカードの使用はできません。

公衆電話は年々撤去されて数を減らしているため、家の近くにある公衆電話の位置をこまめに把握しましょう。

また公衆電話の種類を確認し、アナログ式の場合は小銭を持っておきましょう。

2.災害用伝言サービスの利用

災害用伝言サービスは、固定電話、携帯電話およびインターネット接続機器から行えます。

電話を使う場合、災害用伝言ダイヤル171を押すことでサービスが利用できます。

音声ガイダンスに従って音声の録音、または録音された音声の再生ができ、家族への伝言、安否確認が行えます。

録音は1回に30秒、ひとつの電話番号に20個まで登録できます。

方法1で紹介したとおり、緊急時には公衆電話が無料で使えるので、電話を所持していない場合でも行えます。

携帯電話などのインターネットに接続できる機器では、災害用伝言版から伝言を文字として登録できます。

緊急時は災害用伝言版の案内がトップ画面に表示され、携帯電話とPHSから伝言の登録が可能です。

自分の現状を選択肢から選び、100字以内のコメントをつけて登録します。

伝言の確認はPC等でも行えます。

PCやスマートフォンで伝言を登録する場合、災害用伝言板(web171)が利用できます。

連絡したい方への電話番号を入力し、最大100文字まで伝言を登録できます。

これらのサービスは相互に連携しているため、それぞれの伝言内容を別々のサービスから確認できます。

災害時は被災地への通信が殺到します。

回線の混雑を避けるためにも、伝言サービスを活用しましょう。

3.テレビ・ラジオ等大手メディアの利用

災害時は各テレビ局・ラジオ局によって被災地の報道が行われます。

テレビは音と映像によって被災地の様子や被災者の現状を把握することができ、ラジオは映像こそ送れないものの停電時でも利用でき持ち運びも容易なため、情報収集の手段として有用です。

特にNHKでは災害時、専用の回線によって被災者から情報を受け付け、被災者の安否情報を報道しています。

また、ホームページから報道した被災者の検索、閲覧も行うことができます。

大手メディアはわかる情報の範囲が広く、また知名度の高さから多くの情報が寄せられます。

テレビやラジオで被災地の様子を確認し、データ放送や各社のホームページから被災者の検索、確認を行いましょう。

4.緊急時の連絡先・集合場所を決めておく

通常、各地域にひとつは緊急時の避難場所が設定されています。

もし家族とはぐれてしまっても、避難する場所のことを互いに覚えておけば、そこで合流することができます。

別々の避難所に避難した場合でも、あらかじめ緊急時に避難する場所を定めていたときとでは、のちに合流するまでの時間はかなり変わってきます。

また被災地から遠い場所に協力できる人がいる場合、その人にあらかじめ中継役を頼んでおく方法もあります。

伝言や避難先、集合場所を伝えてもらうことで、相互に連絡が取れます。

災害は予測できませんが、前もって備えておくことで、被害の度合いは随分変わってきます。

住んでいる地域の避難所を調べておきましょう。

5.安否情報検索サービス

Googleの運営する「Googleパーソンファインダー」、およびNTTレゾナンスによる「j-anpi」から安否情報を検索できます。

安否情報の登録、検索には被災者の名前、または電話番号が必要であり、各災害用伝言版の情報、自治体や各通信社の保有する安否情報から検索が行われます。

どちらのサービスでも、検索は名字からフルネームの入力、電話番号では市外局番から入力する必要があります。

検索結果は最新のものから順に表示され、安否情報とともに情報提供元の確認も行うことができます。

どちらのサイトも利用に料金はかからないため、気軽に使用することができます。

こちらもPCブラウザ、携帯電話、スマートフォンなどの機器がなければ行えないため、機器の充電や管理を欠かさないようにしましょう。

地震が発生したとき、家族の安否を確認する方法を知ろう

これらの方法は、ほぼ全て平時からそれらサービスの存在を知っておき、災害に備えておいてこそ活用できます。

緊急事態が起こってから慌てて対処するのでは間に合いません。

一度家族で話し合い、あらかじめ緊急時に通話が行える場所の確認や、はぐれた場合の集合場所や連絡先、活用する各社のサービスを決めておくなどをされてはいかがでしょうか。