ストーキングされていると感じた時にとるべき行動5つ

ストーキングされていると感じた時にとるべき行動5つ

ひどくなると室内に侵入したり、物を盗んだり、場合によっては身体に危険が及ぶ場合もあるのがストーカーです。

家の周りでうろうろして動向を監視したり、時には手紙やメールなどをしつこく送ってきたり・・・

もし「ストーキングされているかも」と思ったときには、どうしたら良いのでしょうか。

1.まず身の安全をはかる

ストーキングされているかも、と気づいた時にはすでに自分の行動傾向や個人情報なども知られてしまっており、妄想を募らせているような場合もあります。

様子をみてから、などと思っていると、突然危険な行動に出られてしまうようなこともあります。

まずは戸締りをしっかりして、カギなどもできるだけ2つつけるようにしましょう。

室内に入られている形跡があるときや、以前の交際相手などで合鍵を持っているような場合は、すぐに鍵を付け替えることが必要です。

郵便受けに鍵がなく、誰でもあけられるようになっているのであれば鍵をつけ、またダイレクトメールやチラシが溜まりっぱなしにならないように気をつけることも大切です。

洗濯物はベランダなどに干さないこと。

宅配便の受け取りなどを装って押し入られたりしないよう気をつけるために、宅配業者の確認をしてからドアを開けるようにしたり、不在票を元に、日時指定してからでないと受け取らないようにしたりする、などの工夫が必要です。

夜遅くの帰宅は避けるようにし、家族と同居しているようなら迎えに来てもらったり、タクシーなどの利用も考えましょう。

2.ストーカーが知人の場合

もともとストーキングしてくる相手が知り合いの場合は、いきなり警察に通報したりすることに躊躇する場合もあるかもしれません。

その時は共通の知り合いなどに頼んで話し合いを持ってもらいましょう。

相手は「もしかしたら、こちらになびくかもしれない」あるいは「復縁できるかもしれない」といった妄想を持っていることもあるのですが、そのようなことはない、ということをきっぱり伝えることが大切です。

また、そのような妄想はなく、現実に付き合えないことはわかっているのだけれど、執着やうらみが高じてストーカー行為にいたっていることも多くあります。

このような感情を整理するのは大変なことですが、このままでは犯罪になってしまうか、訴えられる危険があるなど、本人にも不利益が多いことを理解してもらうことができると良いでしょう。

共通の知り合いで話し合いが出来るような人がいない場合は、弁護士に相談するのも1つの方法です。

法的な手段に訴える、ということを伝えることで、相手がストーカー行為をためらう効果が考えられますし、それでも収まらない場合は民事訴訟をおこして、接見禁止命令を出してもらうことも可能です。

3.警察に通報する

知人であっても、見知らぬ人であっても、身の危険を感じるようなときはためらわずに警察に相談しましょう。

気をつけるべき点を教えてくれたり、防犯ベルの貸し出しや自宅周辺のパトロールを強化してくれたりします。

また、ストーカー規制法に基づき、警告を行い、それでもやめない場合は禁止命令を出してくれます。

これでも止めない場合は罰金や懲役という処罰が与えられます。

また、その他犯罪になるような行為(下着や郵便物を盗む。暴力や器物損壊など)があれば、捕まえてくれます。

危ない、と感じたらためらわずに最寄の警察署に相談しましょう。

4.証拠を残しておく

弁護士に相談したり、民事訴訟を起こす、あるいは警察に通報する、といった場合には、どのような行為が行われているのか証拠をしめすと話が通じやすくなります。

メールや手紙は気持ち悪いとは思いますが、捨てずにきちんととっておきましょう。

また、落書きをされたり物が壊されるなど何か被害があったときは写真にとっておくと良いでしょう。

自宅の前にいた日時を記録するなど、簡単な経過を時系列的に整理してもっていくと、弁護士にしても警察にしても手際よく対応してくれるはずです。

5.引越しとメアド・電話の変更

自宅周辺をうろついたり、電話をかけてくる、メールや手紙がしつこく送られてくる、といったことがなかなか収まらないときは引越しやメールアドレス・電話番号の変更も考えましょう。

自分には落ち度がないのに、なぜそのような面倒で場合によっては費用もかかる手段をとらなくてはいけないのかと思うかもしれませんが、大きな被害が起こってからでは遅いものです。

また、相手の感情を落ち着かせるのは難しいこともあります。

引越しの時には相手に新しい住所を知られないよう、メモや郵便物をゴミに出すときなども気をつけ、共通の友人や家族などにも注意を促すことが大切です。

電話帳に電話番号を載せないことや電話会社による引越し先の番号案内を断る、というのも当然必要です。

ストーキングされているときは迷わず相談しよう

ストーカーは最近増えてきており、いつ誰がそのような被害に遭うかわかりません。

そのような行為をされるのは自分にも隙や落ち度があったのではないか、と周囲の人に言われて傷つく人もいます。

しかし、問題があるのは基本的に相手の妄想や執着であり、自分を責めることなく、毅然とした態度で1つ1つ対応していくようにしましょう。