インターホンが故障した時の対処法。故障発覚から修理方法まで

インターホンが故障した時の対処法。故障発覚から修理方法まで

インターホンの故障

インターホンが壊れてしまうととても不便になってしまいますよね。 では、そういう時はどのように対処していけば良いのでしょうか? 壊れたその時から、時系列でご紹介します。

1.まずインターホンの故障状況を確認をする

インターホンが壊れてる事を自分ひとりで気づくのは、実は、難しいのです。 なぜなら壊れてないつもりでいたら、鳴らないのではなく誰も来ていない、ボタンを押していないと思ってしまうからです。 故障が見つかる場合の多くは、宅配業者が携帯や自宅などに電話してくる、在宅だったのに不在通知が入っていたなどです。 そういう場合は、室内の音が聞こえるようにドアを開けたまま、外のボタンを押してみましょう。 これで簡単に音が鳴るか鳴らないか、壊れているかどうかの確認が出来ます。 また「ピンポーン」と音はなるけれど、通話が出来ないと言う症状もあります。 音がなっただけで安心せず、どなたかに手伝ってもらって通話を試してみてください。

2.電源を確認する

玄関でボタンを押しても室内で音が鳴らなかった場合、まず室内親機のコードが抜けていないか見てみましょう。 まれに取り付けられている壁内部で接続されている場合がありますが、その場合、本体のランプの点灯の有無で確認出来ます。 また、玄関子機にもランプが点いている場合が多いのでそちらでも簡単に確認出来ます。 電池式の場合は、電池を交換してみるなど、まずは自分で出来る事をやってみましょう。 特に、たこ足配線をしていると、掃除機などを使う時にうっかりそのコードを抜いてしまっている場合があります。 またスイッチ付のタップを使っている場合は、スイッチが切れていないかも確認してみましょう。

3.インターホンが故障している旨の張り紙を掲示する

いろいろ確認しても、やはり音が鳴らないなど故障の場合、まずは、玄関子機に「故障中」と書いた紙などを貼っておきましょう。 こうすれば、宅配業者やご近所の方など、事情が分かりますので、必要に応じて電話してくれますから、不要な混乱やトラブルを防ぐ事が出来ます。 インターホンが故障して一番困るのが「出なくても良い・出たくない訪問者に対して顔を見せなくてはならない」事です。 いろいろな営業勧誘や宗教の勧誘など、自分とは関係ない訪問者がそれですね。 多くの場合はインターホンが鳴らないと、そのまま立ち去ると思いますが万が一名字などを何度も呼ばれて玄関先から呼び声が聞こえる場合、窓や玄関ドアのドアスコープで訪問者を確認した上でドアを開ける事を心がけましょう。 その際もドアチェーンをしたままの方が、より一層防犯上安心です。 出来れば、勧誘などを断る場合はドアを閉めたままの状態で会話してください。 まずは不要な訪問者に顔を見せない事が大事です

4.電気店に修理の依頼を

インターホンの故障・不具合の原因は大きく分けてふた通りあります。 一つはインターホン本体の故障である事、もう一つは、配線に不具合がある場合です。 マンションなど集合住宅の場合、配線の不具合はほとんどありません。 本体の故障の場合が多いですが一戸建てで家屋から庭を挟んだ門や玄関にある場合、配線が地中に埋められていますのでその途中での配線の不具合があります。 どちらにしろ、専門家でない限り、原因の特定は難しいので電気店等に依頼する事になります。 賃貸マンションなどの場合はまず管理会社や管理組合に、分譲や一戸建ての場合、最寄りの電気店などに相談してみましょう。

5.故障原因が判明したら

専門家に診断してもらって故障原因がわかった場合、賃貸物件であればそのままその業者が修理・交換してくれるでしょう。 その手続きを行いましょう。 費用を自分で負担して修理する場合、現実的には本体の修理はほとんど実施されていません。 玄関子機が原因であれば、玄関子機を丸ごと交換、室内親機が原因であれば、室内・玄関のセットでの交換、と言った処置が一般的です。 これは、修理にかかる費用に比べ、交換してしまう方が安くつくケースがほとんどだからです。 また信頼性と言う部分でも新しいものに交換してしまう方が確実だからです。 カメラなしの場合玄関子機交換で6,000~8,000円程度、室内・玄関セットでも15,000円程度でおさまる場合がほとんどです。 また、今までカメラなしの場合であれば、カメラ付きインターホンでも機種によっては取替え工料入れて同程度の費用で出来る場合もありますのでじっくり検討すると良いでしょう。

インターホンの故障に対処していこう

ネット通販などが一般的になった最近では、インターホンが故障するとなににせよ不便を強いられますよね。 自宅で仕事している場合はそれの邪魔にもなりますし、冷暖房の季節であればドア開けなくてはなりません。 安い費用で修理出来る場合は良いですが、最近は「インターホン」と一口に言っても種類は様々です。 修理費用が高くなる場合は、ライフスタイルに合わせてインターホンを新しくしてみるのも良いかもしれません。

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