セコムとアルソックの違いとは(特徴、料金、サービス内容)

セコムとアルソックの違いとは(特徴、料金、サービス内容)

セコムとアルソックの違い

近年、犯罪は増加傾向にあることからホームセキュリティの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか? しかし、導入に際して気になるのは利用料金などの要素になってくるかと思われます。 そこで、今回は大手であるセコムとアルソックの違いについてご紹介します。

1.料金はアルソックの方が安い

まず、一番気になるのは料金についてになるかと思いますので、両社の料金を比較してみましょう。 料金の安さで選ぶ場合は断然アルソックの方が安価で利用できます。 ホームセキュリティを導入する際に必要な費用は主に月額料金と工事料の2つに分けられます。 一戸建ての場合のセコムのレンタルプランは月額料金が5900円、工事料とシステム料に49000円、さらに保証金が20,000円かかりますので、初期費用だけでも約70,000円が必要になります。 一方でアルソックのレンタルの料金は月額料金6,870円、工事費53,000円の約60,000円から導入できるため、10,000円近い差が出てきます。 加えて、アルソックは「ゼロスタート」という初期費用無料のサービスを行っています。 月額料金は7,760円と割高になりますが、言い換えればこれだけでホームセキュリティを始めることができますから、非常にリーズナブルと言って良いでしょう。

2.セコムのメリットは?

アルソックの方が料金も安いので利用しやすいと言えます。 では逆にセコムを利用する上でのメリットはどの辺りにあるのでしょうか。 セコムのメリットとして挙げられるのは「補償」が含まれている点にあり、料金が他社に比べて高くなる大きな要因はここにあるともされています。 つまり、万が一のケースも想定した上でのプランを提供していることになるので、盗難などが発生した場合でも保険金や見舞金が支払われるのは大きなメリットでしょう。 残念ながらアルソックにはこれらの補償が付いていないので、もしものことまで考慮に入れて選ぶのであれば、割高であってもセコムの方がお奨めできるかと思います。

3.拠点数の違い

セコムとアルソックには料金プラン以外にも異なっている部分として、拠点数の違いが挙げられます。 これはホームセキュリティ会社は連絡がいってから対応します。 この時、現場に駆けつけてくれるのは各地に点在している拠点からなので、拠点が多いということはそれだけ対応エリアを狭めることができ、迅速に対応が可能になるメリットがあります。 この拠点数はセコムが全国に約2,800ヵ所、アルソックが約2,100ヵ所となっていますので、より迅速な対応が可能なのはセコムの方ということになります。

4.サービス内容の違い

セコムとアルソック、両社の違いとしてサービス内容も挙げられるでしょう。 セコムは家庭の防犯のみに留まらず、専用のコントローラーを利用して保険証や免許書などの身分証明書等の個人情報全般を保存してくれます。 そのため生活全般の安全を保護してくれると言えるでしょう。 一方でアルソックも携帯端末などを使用し、インターネット経由でセキュリティの解除やセット、窓の開け閉めが確認できる等のサービスを提供しており、個人目線でのセキュリティを重視している傾向があります。 大手ならではの信頼度を活かしたサービスを提供しているセコムと、自分でもある程度のセキュリティを行えるユーザー視点のセキュリティを展開しているアルソックは、同じサービスでも全く違う性質を備えていると言って良いでしょう。

5.高齢の方を対象にしたサービスの違い

セコムは、マイドクターというペンダント型の握るだけで救急信号をセコムに送ることができるサービスを提供しているなど、高齢者の方への配慮もしっかりなされている点は評価できる部分でしょう。 アルソックもそれと同等のサービスを行っていますのでその点に大きな違いはありません。 ただセコムはそれだけでなく訪問サービスや電話での健康確認も行っていることから、高齢者に対するサービスではセコムの方が優れているかもしれません。 アルソックもセキュリティ面で特に問題はないのですが、自己管理がある程度必要になってくる部分もありますので、高齢者の方の管理も含めて万全を期すのであればセコムにしておくのが無難であると言えます。

セコムとアルソック、条件に合う方を選ぼう

まとめるとサービスの質の良さなど総合的な面ではセコムが上回っていて、料金面などはアルソックが良いでしょう。 料金やセキュリティのレベルなど様々な要素を検討材料にした上で適切なホームセキュリティを導入しましょう。

関連情報(外部サイト)