地震が多い場所の危ない特徴4個

地震が多い場所の危ない特徴4個

海外を見てみると、オーストラリアやカナダのように地震がほとんど起こらない地域が存在する一方、

日本やチリのように地震大国という地域が存在します。

同じ地球上にありながら、このような違いがあることは、とても興味深いものです。

そこで、地震が多い場所の特徴はどういうものか見識を深めてみたいと思います。

1.プレートの境目

地球はまだ固まって切っておらず、内部はドロドロの状態です。

そのため、マントル対流が起こっていて、地上にある幾つかのプレートという厚い岩盤を少しずつ動かしています。

地球上には現在、10数枚のプレートがしのぎを削っています。

そして、海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込んでいるところでは地震が多発しています。

これをプレート間地震と呼んでいて、巨大地震のほとんどがここに属しています。

プレート間地震には、まず、プレートの境目で起こる海溝型地震があります。

これは、陸のプレートの下に海のプレートが潜り込むことで、陸のプレートが巻き込まれてひずみが少しずつ生じます。

そして、あるとき、そのひずみが解消されて跳ね上がることで地震が発生します。

得てして巨大地震となることが多いのです。

この機構で起こった地震には、大正12年に起きた関東大震災や平成23年に起きた東日本大震災などがあります。

沿岸や近海が震源であるため、陸地の揺れはある程度軽減されます。

しかし、陸のプレートが跳ね上がったときに生じた海の跳ね上がりが、

巨大津波となって陸の海沿いの地域に甚大な被害をもたらします。

東日本大震災における陸の海沿いの地域の被害は未曾有のものでした。

このように、地震の多い場所として、プレートの境目があります。

2.プレートの内部

プレート間地震には、更にプレートの内部で起こる直下型地震があります。

これは、陸のプレートの下に海のプレートが潜り込むことで、

陸のプレートの内部にエネルギーを徐々に蓄えていきます。

そして、あるとき、そのエネルギーが解消されて、断層が動くことで地震が発生します。

この機構で起こった地震には、平成7年に起きた阪神淡路大震災や、

平成16年に起きた新潟県中越地震などがあります。

まさに陸地の直下に震源があるため、地震の規模が大きくなくとも、

その上にある都市は縦揺れによって非常に大きな被害を受けます。

また、被害の大きな区域は限られているのも特徴です。

阪神淡路大震災における神戸の被害は、まさにこれで説明されます。

それから、巨大津波の発生は、それほど心配することはありませんが、

海や湖の下が震源である場合はその危険性はあります。

このように、地震の多い場所として、プレートの内部があります。

3. 火山活動のある場所

火山活動に伴う地震を火山性地震と言います。

特に噴火の際には揺れが大きくなります。

そして、マグマが流れたり、火山活動が活発化したりすることでも揺れが起こります。

マグマが地球内部から吹き出しているホットスポットで地震が多くなっています。

その代表的な場所としてハワイが知られています。

プレートの内部に含まれると考えられますが、直下型地震とは性質が異なります。

それから、火山活動の盛んな場所としてプレートの境目があります。

陸のプレートの下に潜り込む海のプレートのマントル物質が融けてマグマとなり、

地上に吹き出してきて火山活動の原動力となります。

そのため、地震が発生するのですが、海溝型地震とは性質が異なります。

また、海嶺付近ではマントルの上部からマグマが吹き出してプレートを形成するとともに、

火山活動も盛んで地震が多くなっています。

プレートがぶつかり合っているのではなく、離れていっている箇所ですが、プレートの境目であると言えます。

従って、プレートの境目とプレートの内部では、プレート間地震と火山性地震の両方が起きていることになります。

4.鉄道や大型車両が通る場所

厳密には地震ではないかもしれませんが、恒常的に揺れが発生している場所があります。

震度にすれば、震度1を越えているとも考えられます。

日本の平野は、沖積平野が多いため、地盤がそれほど丈夫ではありません。

そのため、鉄道や大型車両が通過すると、どうしても地面が揺れてしまいます。

そして、線路や道路はインフラとして固定化されているため、

その付近では恒常的に同じ場所で揺れが発生することになります。

地震が多い場所の特徴を知ろう

地震の多い場所の特徴は、プレートの境目、および、プレートの内部であると言えます。

地震の種類として、プレート間地震と火山性地震が代表的なものですが、

いずれもプレートの境目、ないしは、プレートの内部で発生しています。

逆に、地震の少ない場所、または、地震のない場所は、プレートの境目やその周辺から離れたところに位置しています。

従って、プレートが幾枚もぶつかり合う日本では、地震は発生するものとして、事前に対策を講じることが賢明であると考えられます。