子どもにLINEを使わせる際の注意点!危険をきちんと伝えよう!

子どもにLINEを使わせる際の注意点!危険をきちんと伝えよう!

今やLINEはなくてはならないコミュニケーションツールになっていますね。 電話番号、メールアドレスは知らなくても、LINEでつながっていれば事足りてしまいます。 学校や部活の連絡などもLINEを使っていて、LINEをしたくなくても、やらないといけない状況が増えてきてしまっています。 LINEを使う上で、自分の身を守るため、トラブル回避のために、注意しなくてはいけないことをしっかり子どもに伝えましょう。

1.人の悪口は言わない

LINEで一度アップしてしまった言葉は絶対に取り消すことができません。 ですので、LINEでは決して人の悪口は書かない。 ということを、ぜひとも徹底させましょう。 そもそも人の悪口を言わない、というは日常生活でとても大事なことです。 得にSNSでは文字だけの会話になり、微妙なニュアンスが伝わりにくいことがあります。 明らかな悪口だけなく、悪口にとられかねないような発言にも注意が必要です。 グループ内だけの会話だから大丈夫。 などということはありません。 「あの子LINEで、あの子のこと悪口言っていたよ」というトラブルは簡単に発生します。 また悪口を書いている人に同調するような言葉やスタンプをアップすることも避けた方が良いことも伝えましょう。 「あたなも私の発言に同意していたよね?」ということを言われ、無用なトラブルに巻き込まれる可能性があります。 悪口には同調の様子を見せない、悪口を書かないことはとても重要です。

2.グループは安全じゃない

LINEグループは、限られたメンバーだけで楽しむもの…と思っていたら大間違いです。 大人ではちょっと考えにくいかもしれませんが、子どもの達のLINEでは事前にグループに相談なく、勝手に自分の友達をグループに招待してしまうことがあります。 A子が自分が知らないB君を招待してしまう、そこからまた、どんどん知らない人がグループに招待されてきてします。 ということがあります。 友達とだけのグループだと思っていたら、いつのまにか、知らない人がグループに参加してきてしまいます。 それをイヤだな、怖いなと思っても、子どもの社会ですと、自分だけそのグループを抜けるとか、招待してしまった子に「共通の友達ではない人を招待しないで欲しい」と伝えることは難しいもの。 LINEを始めるときに、そういったことが起きる可能性があることを、事前に伝えておきましょう。 知らない人が入ってきてしまって、ちょっと怖いな…と思うグループでは発言を控えた方が良いことも伝えましょう。

3.写真のアップも危険がある

お子さんは、深く考えずに何気なく、原宿でクレープ食べてる写真を自撮りして「クレープおいしいよ」と、LINEグループにアップするかもしれません。 でも、グループに気軽に写真をアップすることも、決して安全ではありません。 一度ネットにアップした写真は、それがネットに拡散されてしまったら、削除する手段はありません。 ネットに流出した画像を全て削除することは絶対にできません。 LINEグループは閉ざされた空間だと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。 誰かが何気なく、悪意なく、もしかすると悪意を持って、その写真をどこか他のSNSなどに拡散してしまうことは簡単にできてしまいます。 場合によっては、自分の顔の写った写真が全世界に流れてしまう可能性があることを理解させましょう。

4.できれば文字を読み返してからアップして

なかなか難しいかもしれませんが、できれば自分の書いた文章を推敲して欲しいものです。 LINEはあまりに気軽すぎて簡単すぎて、会話がポンポン進んでしまいます。 特にグループで会話をしてると、どんどん会話が進んでいってしまい「早く投稿しなくちゃ」と、あせってしまうことがあると思います。 そのあせりが禁物です。 とにかくLINEは発言を取り消すことができません。 あせってしまったために、言い間違えてしまい反感を買う。 早くアップしようとして微妙なニュアンスを伝えることができない発言をしてしまったために、誤解を招いてしまい、それがイジメにつながる。 ということは珍しいことではありません。 大人は、特にビジネスメールでは、一度書いたメールの文章を見直しをして、慎重に送信しますが、できれば同じような意識を持って自分の書いた文章を見直しして欲しいですね。 会話が進んでいる中では、見直ししている時間なんてない。 と言うかもしれません。 でも、ちょっとだけ気をつけてからアップすることで、トラブル回避ができるかもしれません。 ぜひ「自分の書いた文章を一度見直ししてからアップするようにしてね」とお子さんに伝えましょう。

LINEの使い方について一緒に考えよう

LINEは怖いから、まだ子どもにやらせたくない…と思っていても、今や小学生でもLINEをやっている子は多いです。 リアルなコミュニケーションでも、心配が多いのに、ましてやSNSなんて。 不安ばかりですよね。 でも、何が危険か、何を注意すれば良いか、を伝えておくだけでもトラブルを避けることができるかもしれません。 お子さんにきちんと危険性を伝えることを心掛けましょう。

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