家族の防災意識を高める方法。災害時の避難経路や持ちものの確認をしよう

家族の防災意識を高める方法。災害時の避難経路や持ちものの確認をしよう

防災意識を高める

地震、津波などの自然災害は、いつ、どこで起こるか誰にもわかりません。

そのため日頃から防災意識を高めていきましょう。

日頃から災害について考え、備えておくことによって、被害を最小限にくい止めたり、予防したりすることができます。

そこで今回は一番身近な存在である家族の防災意識を高める方法をご紹介します。


1.家族で防災について話す機会を作る

「いつかやろう」「今度やろう」では、いつまでたっても実現することはできません。

「9月1日の防災の日」、「家族全員が集まるお正月」、「子どもの新学期が始まる前の春休み」といったように、日にちを決めて家族で防災会議を行うと良いでしょう。

子どもが通っている学校や住んでいる場所、大人の勤務先や仕事の内容、交通手段等、家族を取り巻く環境は毎年変化し、それによって避難方法や連絡を取り合う方法も変わってきます。

年に1度は家族で防災会議を開催し、家族全員の状況や避難経路、避難の方法、避難場所、家族間での連絡のとり方等の再確認を行うと、防災意識を高める良い機会になります。

2.非常持ち出し袋の中身や備蓄品の確認をする

家族の状況によって、持ち出し袋や備蓄品の中身は変わってきます。

小さいお子さんがいる場合には、紙オムツやミルク、離乳食など必要です。

子どもが成長すれば必要な食料や水が増えたり、ヘルメットなどのサイズが変わったりします。

自分で持てる持ち出し袋のサイズや重さも変わってくることでしょう。

年に1回は、家族全員で非常持ち出し袋や備蓄品の中身の確認を行いましょう。

そして、その時に合わせて、賞味期限が近い備蓄食料の入れ替えも行うと良いでしょう。

年に1回、賞味期限が近い備蓄食料を使って夕ごはんを準備してみると、キャンプ気分を味わいながら、実際の避難生活にも思いを馳せることができるのでオススメです。

3.避難経路を歩いて確認してみる

実際に災害に会った時に、家族が全員、家の中に一緒にいるとは限りません。

お母さんと子どもだけで避難したり、もしかしたら子どもだけで避難しなければならないこともあるかもしれません。

自宅にいない場合には、別の地域の避難場所に避難しなければならない場合もあるでしょう。

そのため、気候の良い春や秋などに、家族で散歩をしながら、避難所の場所とそこまでの経路を確認してみましょう。

実際に歩いてみることで、「どれくらいの時間がかかるか」、「これくらいの距離なら非常持ち出し袋の重さはこれくらいまで大丈夫」等、具体的に体感することができ、対策を立てることができます。

また、備蓄食料をお弁当として入れたリュックサックを背負って、「防災ハイキング」をすると、親子で体を動かし、楽しみながら防災意識を高めることができます。

4.災害用伝言ダイヤルを使ってみる

毎月1日と15日、正月の三が日、防災週間、防災とボランティア週間にあわせて、災害用伝言ダイヤルの体験利用ができます。

「災害用伝言ダイヤルがあることは知っている」「何となくやり方を聞いたことがある」という程度では、いざ災害が起こり家族と連絡が取れなくなったときには、パニックになってしまい、実際に活用することができません。

何度も繰り返し体験利用しておくことで、非常時にすばやく活用することができます。

「今日、お父さんは何時に帰ります」「今日の夕御飯はカレーです」等、身近な内容を録音すると、小さな子どもでも楽しんで体験利用することができるのでオススメです。

5.キャンプに出かける

「キャンプ」というと、自然の中で楽しく遊ぶ、というイメージを持つかもしれませんが、実際には「少ない道具や食料で工夫して生活する」ことが必要であり、このような体験をすることは、災害時の避難生活に通じるものがあります。

今では、道具や食料を全部用意してくれ、布団もあって片付けもしてくれるような、いたれりつくせりのキャンプ場も増えてきています。

しかし、このようなキャンプ場ではなく、全て自分で用意するキャンプに挑戦してみると、全て自分で用意し、少ないものでやりくりしなければならない不便さと、そこから工夫する楽しさを学ぶことができます。

大人にとっても子どもにとっても、とても良い体験となりますので、ぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

家族みんなで防災意識を高めよう

災害にあったときにまず一番身近な家族と助け合い、連絡を取り合う必要があります。

非常時に落ち着いて、確実に、連絡を取り合い助け合うためには、普段の生活の中で、家族で防災意識を高め、災害に備えておくことがとても大切です。

しかし、小さな子どもがいる家庭では、災害について子どもに教えたり、一緒に考えたりすることは難しいことがあるかもしれません。

そのような時に、今回紹介したような、家族で楽しみながら防災意識を高める方法を試していきましょう。