電車で痴漢から身を守る方法。痴漢被害を防ごう

電車で痴漢から身を守る方法。痴漢被害を防ごう

電車で痴漢に遭遇した場合、どのように身を守るべきか知っておいた方が被害を最低限にできます。 弱い女性を狙った卑劣な犯罪行為なのでただちに警察へつきだすのが一番ですが、いざ自分が被害に遭うと恐怖で声をあげることさえできません。 そこで電車で痴漢から身を守る方法をご紹介します。

1.痴漢の出没する時間帯を外して電車に乗る

痴漢は混雑した車内で犯行におよびます。 身体を密着させて身動きが取れない状態での犯行を防ぐには、できるだけ混雑ピーク時の乗車を避けることが一番です。 始発などの早い時間帯の電車なら比較的空いていることが多いので、一度試してみるのをオススメします。 また、痴漢に狙われやすいエリアと言われる電車の乗車口付近や、一番奥まった行き止まりにある座席周辺などは避けてみましょう。 車内では男性のそばではなく女性の多いエリアを見付けてそちらへ移動するのも防犯としては正しいと言えます。 もちろん、女性専用車両があるならそちらへ乗車することをオススメします。

2.痴漢が敬遠するようなタイプにイメチェンする

残念ながら人間の中には、自分よりも弱い生き物を即座に見抜いてつけ込むような者もたくさんいます。 痴漢も、イケイケのギャルや怖そうなヤンキーや、気の強そうな感じの女性にはどれだけ露出度の高そうな服を着ていても近づきません。 なぜなら、彼女たちは痴漢をされたらすぐに反撃に出そうなイメージがあるからです。 どちらかというと気の弱そうな大人しそうな女性を狙ってきます。 黒髪で服装も地味目、小柄で力がなさそうな人は注意しておいた方が良いでしょう。 よく痴漢に遭遇して困っているなら試しにイメチェンしてみましょう。 髪を明るめの色に染めて、服もちょっとトレンドを意識した、いわゆるスキのない印象にすることが意外な効果をあげる場合があります。 ちょっと気が強そうな女性に見えると良いと思います。 また痴漢はひとりの女性を狙いますから、友だちや同僚と一緒に乗車することができるならそれもオススメです。 にぎやかにおしゃべりしているような相手には痴漢も手が出せません。

3.痴漢を捕まえるて撃退する

攻撃は最大の防御、と言います。 しかし、何かと物騒なこのご時世ですからあなたが上手く痴漢を捕まえたとしても、いざ捕まるとなるとなりふりかまわず刃物や暴力で逃げようとする痴漢もいるかもしれません。 あなたが空手や合気道の達人なら大丈夫かもしれませんが、そんなに強ければ痴漢も最初から近づこうとはしないと思います。 か弱い女性が痴漢を捕まえたいと思ったら、ひとりで立ち向かうのではなく家族や友人と一緒にしましょう。 特に屈強な男性が傍にいてくれれば安心です。 また相手が常習犯なら警察や駅に相談して、対応はそちらに任せるのが一番でしょう。 防犯ブザーを手に乗車して、「自分にはいつでも応戦する準備はできている」とアピールするだけでもかなり違うので、まずはそこから始めてみるのもオススメです。

4.もうその電車には乗らないようにする

あなたが毎朝乗っている電車が、痴漢件数ワーストに入っているような路線を走っているとしたら、思い切ってもうその電車には乗らないようにするのもひとつの方法です。 ひとりの痴漢を撃退しても、次々に痴漢が現れるような路線では、あなたが消耗していくばかりです。 もしも可能なら、引越しをして乗車する電車を安全なものに変えてしまうのも良いのではないでしょうか。 引越しには手間もお金もかかりますが、それで安心して電車に乗れて安全な生活が手に入るならムダな行為ではありません。 しかし、中には引越しは現実的ではないという方もいるので、その場合は電車での通学や通勤を止めて別の交通手段を見付けるという方法もあります。 バスへの変更で良い効果が出るかもしれませんが、やはり密室の混雑した状態には変わりないので少し注意は必要です。 むしろ、自家用車、バイク、自転車など単独で走れる乗り物へ変更してしまうのが一番かもしれません。 自転車通勤などは毎日のことでは体力的に大変かもしれません。 しかし、痴漢に遭遇する精神的肉体的なストレスを思えばぜひオススメしたい方法です。 最近では電動アシスト自転車もリーズナブルになっていますから購入するのも良いでしょう。 通勤や通学に可能な距離であれば、ストレスはもちろん運動不足解消にもなります。

痴漢から身を守ろう

痴漢被害者には何の責任もありません。 こんな対応策など考えずに安全に快適に電車に乗車できる社会ができることが一番です。 しかし卑劣な相手がいる限り、嫌な思いをしないように気をつけなければならないのも現実です。 痴漢被害に遭うことが原因で通勤や通学が苦痛になって、仕事や勉強に支障をきたすこともあります。 痴漢ごときに自分の人生を邪魔されたくありません。 勇気が出せる時は勇気を出し、だめな時は周囲の人の助けを借りて、このピンチを乗り切りましょう。

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