排水溝にコバエが発生した時の駆除方法5個

排水溝にコバエが発生した時の駆除方法5個

じめじめした梅雨の季節になってくると、やってくるのは「害虫」との戦い。 とくに暑くて湿気たところに生ゴミを置いておくのは大変危険です。 ゴミの日に出しそびれて、一週間でも生ゴミが溜まれば「一体どこからやってきたんだろう?」というほどのコバエがわいてきます。 そんな大量のコバエを駆除するための方法をご紹介します。

1.まずはエリアを閉鎖する

コバエ発生エリアを拡大させてしまうと、その分駆除を要するエリアが広くなってしまいます。 まずはできる限りエリアを閉鎖し、駆除の対象となる空間を狭くしましょう。 そうすることで後述する駆除方法の効果も高まります。 キッチンで発生したなら、ダイニング、リビングや別の部屋に通ずる扉は全て閉めておきましょう。 他の部屋に進出され、繁殖されたら駆除しつくすことは非常に困難になります。 またコバエを外に逃がすことを目的として窓を開放するのはあまりオススメしません。 風通りがよくなるとコバエが分散し、捕獲率が下がるからです。 別の害虫の侵入口ともなり得ますので、窓もきっちり閉めて捕獲エリアを閉鎖しましょう。 まずは発生してしまったコバエを全て駆除しつくすことを目的とします。

2.手作りコバエホイホイで駆除

次に手作りコバエホイホイでコバエの捕獲を試みます。 誰でも一度は耳にしたことがある「めんつゆトラップ」は本当に効果あり。 水:1に対してめんつゆ:5を紙コップに入れ、台所用洗剤を適量混ぜるだけです。 これを三角コーナー、台所の床、調理台などコバエが飛んでいる周辺にいくつか仕掛けておくと簡単にコバエを駆除できます。 めんつゆのにおいはコバエにとって大好きなにおいなので、面白いくらい寄ってきます。 寄ってきたコバエがめんつゆに少しでも浸ると、台所用洗剤による表面張力で這い上がることができず、そのまま溺死してしまうというわけです。 冷蔵庫にあるものですぐにトラップを作れるので、突然のコバエ発生にも安心です。 1日経ってあまり効果がみられなくても、2日め以降、発酵しためんつゆのにおいに釣られてコバエが寄ってくるので、数日様子を見ましょう。 大量にコバエがとれためんつゆは、トイレにでも流してしまえばOKです。

3.市販のコバエホイホイで駆除

有名なのは「コバエがホイホイ」。 コバエが好むゼリーが中に入っており、止まり木効果でコバエがどんどん取れます。 たとえ家に常備されていなかったとしても「めんつゆトラップ」で数日対応しつつ、その間にドラッグストアなどに買いに走れば問題なしです。 強力な誘引効果と捕獲力に定評があるため、手作り「めんつゆトラップ」で駆除しきれなかったツワモノなコバエたちは、市販のコバエホイホイで捕まえちゃいましょう。 こちらはとくにコバエがたくさんいる三角コーナー付近に1つ設置しておけば大丈夫です。 それでも不安な場合は「めんつゆトラップ」を併用しましょう。 開封後1か月は効果が続くので、駆除しきれたと思ってもしばらくは設置しておくと安心です。 またゼリーは水に弱いので、水周りに設置する場合は濡らさないように気を付けてください。

4.殺虫剤や自分の力で駆除する

ここまでやって数日経っても捕獲しきれない場合は、自分の手で捕獲しましょう。 一度飛び回ってしまうと小さくて素早いため捕獲しづらいコバエですが、どこかに止まると意外と簡単に自分で捕獲することができます。 実はこれが一番確実に数を減らせます。 「めんつゆトラップ」や市販のコバエホイホイで数を減らしたあとは、地道に自分の手で駆逐していきましょう。 どうしても動きが早くて対応できない場合は、殺虫剤などのスプレーで動きを弱らせてから捕まえるのもよいでしょう。 その際、食品や食器類、調理器具などにスプレーしないように気を付けてください。 万が一スプレーがかかってしまった場合は、よく洗浄してから使用するようにしてください。 また閉鎖した空間でスプレーした場合は、空気に充満してしまいますので適度に換気するようにしましょう。

5.発生源を断つ

最後に、発生源をキレイにして根こそぎコバエを駆除しましょう。 排水溝の周りをしっかりブラシでキレイに洗浄します。 台所用洗剤などを使うとよいでしょう。 最後に熱湯で殺菌すればOK。 仕上げに流すだけの固形洗剤などを用いて、排水管の奥のほうの目に見えないところまでキレイにしましょう。 キレイにした排水溝にはネットをかぶせるなどして、排水管の中でコバエが発生しても侵入してこられないように経路を断っておくことをオススメします。 これで粗方のコバエを駆除できたのではないでしょうか。 引き続きトラップを仕掛け、様子を見ておくとよいでしょう。

排水溝のコバエを駆除する方法を知ろう

コバエが発生した際の対応としていくつか方法を挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか。 なんといっても、コバエを発生させないために清潔を保つことが一番重要です。 排水溝はもちろん、ゴミはこまめに出して溜めないこと。 またゴミ箱には蓋をして、涼しい場所に置くとよいでしょう。 食べたあとの食器類や空き缶などはすぐに洗って乾かしましょう。 ちょっとしたことですが、コバエが発生してしまったときのストレスを考えれば楽なものです。 暑い夏を乗り切り、コバエと無縁の気持ちのよい生活を過ごしましょう。

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